会長あいさつ

              

         新井陽太郎会長

     

 第26回総会会長挨拶 (2023.10.28)

 

 

26回総会にご参集いただきました会員の皆さん、大変ありがとうございます。

コロナよりインフルエンザへの感染を懸念する空気の中、コロナは感染症であることに変わりなく、感染防止対策を講ずることを意識しつつ開催することといたしました。

そして本日今、この会場に、過去最大の251名の皆さんに参加いただいております。大変ありがとうございます。

また、常日ごろより、指導・連携・協力をいただいております中央協、基本組織のNTT労組神奈川グループ連絡会そして神奈川シニア連合をはじめとするご来賓の皆様、お忙しいなか大変ありがとうございます。順次ご挨拶また自己紹介をいただきたいと思います。

また、吉川さおり参議院議員には、国会開会中にも拘わらず私たちのために急遽、駆けつけていただきました。大変ありがとうございます。

なお、組織内国会議員の田島要・岡本あき子衆議院議員、石橋みちひろ参議院議員、および牧山ひろえ・水野もとこ参議院議員の皆さんから、メッセージが届いております。3F展示会場に掲示させていただきました。大変ありがとうございました。

会場も手狭な状況、かつ、感染対策をも意識し、時間の短縮を心掛けたタイムスケジュールといたしました。ぜひご理解のうえ、最後までのご協力をお願いするところです。

さて、総会開催にあたり私の思いをいくつか、述べさせていただきます。

1 まずは、本年4月の第20回統一地方選挙について

議案書5ページに記載させていただきましたが、私の立場から少し補強をさせていただきます。

私たち支部協は、神奈川グループ連絡会の指示・連携のもと、各推せん候補者の必勝に向け、各地区交流会での周知協力、各種集会等への参加、告示後の電話ボランティア活動、等々の取り組みを進めてきました。

 結果は、私たちの友好議員5名中、4名の当選ということとなりました。

私たちの思いを託した議員の奮闘を期待するとともに、人任せにせず、少しでも暮らしやすい地域・社会となるよう、自分の支援した議員を大いに活用することも合わせ、より一層のかかわりを持っていきたいと、思っております。重ねて、ご協力に感謝いたします。

 

2 議案書2ページ、80歳以上の会員とのコミュニケーションと近況確認を目的とした「訪問活動」について

9/7から昨日10/27まで実施し、現在整理をしているところです。

県内で80歳以上会員711名(全会員の205人に一人)のうち、節目(80歳・85歳・90歳)を迎えた188名(2023年930日現在、2022年は138名)に実施しました。その他の80歳以上会員523名にはメッセージを添え粗品を郵送しました。

実施にあたっては、訪問状況を共有すると共に、不在宅の扱いについては、ご本人の安否が確認できるまで対応することとしました。

訪問させていただいた多くの皆さんから、お礼の電話等感謝の思いが伝えられております。

今回も、訪問して初めて施設入居・死亡したらしいことは現認できたが、連絡先が分からない等、深刻な状況が何件かありました。

是非、本日ご参加の皆様は、緊急連絡先の登録と、今、お元気なうちにご家族・関係者に「自分に何かあったら退職者の会に連絡を」と、伝えておいていただきたいと思います。

 

3 関連して、議案書6ページの 会員の緊急連絡先の登録の推進について  

会員の緊急連絡先把握については、東日本大震災をきっかけに頻発する大規模自然災害等での会員の安否確認、被災状況確認等のため登録、7年前に全支部協の取り組みと合わせ、私たち神奈川においても皆さん方のご協力のもと、登録を進めきました。

6年前の2017年には生協システムが改修され、以降の新会員は、同居以外の親族などの電話番号、続柄、住所等を生協システムに緊急連絡先として登録できるようになりました。

先月の第25回全国総会において、全支部協で生協システムへの登録に、取り組むことといたしました。

電通共済生協システムは、国内の東・西二か所の安全な地域に設置されており、個人情報管理に万全を期しています。

登録することにより、情報管理している支部協が南海トラフ地震、首都圏直下型地震などの大規模災害等により被災された場合でも、会員の安否確認、被災状況把握等が迅速に対応できることとなります。

具体的な取り組みは、年明けから6月までを想定し、事前に支部協ニュース等で周知するとともに、会員の皆さんには「最新緊急連絡先提供依頼文書」を添えて、ご協力をお願いいたします。

新年度の支部協活動の最重要課題として取り組むこととしますので、格段のご協力をお願いいたします。

 

4 政治について

 臨時国会は、昨日から予算委員会の論戦に移りました。

 その国会情勢について、おいでいただきました吉川議員に、お願いいたします。

 が、突然の減税表明、原資は私たちの税金、「そして、その先に待つのは何倍何十倍もの防衛増税、騙されてはいけない」との報道もあります。

  ロシアのウクライナ侵略戦争のさなか、中東からイスラム組織ハマスとイスラエルの闘いの惨状が連日流れています。世界のそこかしこで争いが起き、罪のない人々の血が流れ、悲鳴が聞こえています。

  そして日本では、そのことを口実に、「戦争のできる国」へと変質させようとしています。その結果、私たちの生活がどうなっていくのか・・・

 

  議案書P17にメモ欄ができましたので、「日本国憲法」前文をメモしました。

  字は小さいのですが、是非、じっくりと眺めてみてください。

そして、岸田政権の所業(ショギョウ:好ましくない振る舞い)にあてはめてみてください。

 

5 最後に、支部協結成25周年について申しあげます

NTT労組退職者の会が本年9月で結成50周年を迎えました。支部協も神奈川と横浜が統合し25周年。本部の50年に呼応し、25周年記念と位置づけ、取り組むことといたしました。

具体的には、5年前に作成し全会員の皆さんに配布したリーフ『20年のあゆみ』(HPに掲載)の追補版として、5年間のリーフ『25年のあゆみ』を作成し全会員への配布。また、懇親会で上映する5年間の活動の「フォトムービー」の作成、3F展示会でのこの間の資料の展示等、派手さはありませんがその思いお汲み取りいただきたいと思います。

 改めて、NTT労組退職者の会結成50周年、県支部協結成25周年を迎えることができました。これもひとえに本日ご列席いただいております関係諸団体の皆様の深い理解とご協力のたまものであり、ここにあらためて感謝を申し上げます。

また、多くの先輩や役員OB、地域で活動された会員、そして、サポートいただいた現役の皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

以上、雑駁に何点か申し上げましたが、退職者の会が会員の皆さんの心のよりどころとなるよう努力していく所存ですが、もとより私たちは高齢者の集まりです。会員への共済手続きの取次ぎ、安否確認体制の確立、退職者の会への加入促進、など各種活動・行動での大きな不足を、これまで以上に、現役の皆さんに支えていただきながら進めて行きたいと思います。

一年一年が貴重な時間の積み重ねである以上に、一日一日が貴重な時間の積み重ねであることを痛感しつつ、 ご自分の体と相談しながら行動しましょう。

挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

 



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