会長あいさつ

              

         新井陽太郎会長

     

 第27回総会会長挨拶 (2024.10.26)


 

1 「能登半島地震」では、会員とその家族の命が奪われ、家屋などに甚大な被害をもたらしました。支部協は、被災地域に居住の神奈川県支部協会員6名への電話安否確認により「無事」を確認しました。被災者支援カンパは、多くの会員の協力を頂きました。心から感謝申し上げます。ようやく避難所から仮設住宅に入居した方も多く、復興に向け一歩を踏み出す矢先の921日、線状降水帯が発生し、またもや大きな被災に見舞われました。支部協は、居住会員への再安否確認では、年初からの「緊急連絡先」最新情報提供のとりくみの連絡先により安否が確認できました。本とりくみの重要性を痛感しました。

2 80歳以上の会員宅「訪問活動」は、県内80歳以上会員789名(全会員の20%)のうちの177名のお宅に実施いたしました。多くの皆さんから、感謝が伝えられ、会員とのコミュニケーションを実感しています。「ニュースで闇バイトの話、一人暮らで不安」との声を受け、警察署からの啓発資料の配布と、支部協ニュースへの掲載を行います。特に一戸建ては要注意です。ご家族そしてご近所にも、注意喚起をお願いします。

 次年度支部協役員は46人(男23、女23)、役員の女性比率は、ついに50%(6年前の30%から)となりました。現在の会員数は3570名、うち女性640名(女性比率18%)での体制つくりです。支部協の活動も、女性比率が高くなるにつれ、見事に活性化が図られてきています。
4
 衆議院選挙は、1015日公示、明日27日投票日です。支部協は、NTT労組神奈川グループ連絡会と一体となり、県内推薦候補の浸透に向けとりくみを進めてきました。「投票しなきゃ変わらない」「衆院選で取り戻そう暮らしと平和」の思いで行動、さらに、明年7月の参議院選の組織内「吉川さおり」議員の4選につなげたいと思います。

5 議案書に、昨年に続き「日本国憲法前文」を、ルビを振り掲載しました。是非、眺めてみてください。

 

被団協(日本原水爆被爆者団体協議会)が、ノーベル平和賞を受賞しました。被爆者たちの地道な活動を通じた平和への行動が認められたもので、同時に、この受賞は、核兵器の脅威が現実味を帯びだしたことも意味します。

今こそ、日本政府がその役割を果たすべきだとの、メッセージにほかなりません。国際秩序が危機的な状況にあります。日本も乗じて軍拡に邁進しています。政府は自戒のもと、「人を不幸にする戦争は止めよう」と、世界へ呼び掛けてほしい、と切に願うものです。

 

 

 


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